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五郎
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ごろう
ふりがな文庫
“
五郎
(
ごろう
)” の例文
兼吉
(
かねきち
)
と
五郎
(
ごろう
)
は、かわりがわり技師と花前との
身
(
み
)
ぶりをやって人を笑わせた。細君が花前を
気味
(
きみ
)
わるがるのも、まったくそのころから
消
(
き
)
えた。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「——では、
上
(
かみ
)
ノ
条
(
じょう
)
五郎
(
ごろう
)
どのの手の者か。それとも、
庄司予十郎
(
しょうじよじゅうろう
)
どのの手下か。
飯村典膳
(
いいむらてんぜん
)
どのか、小森小十郎どのの手飼か」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一人は
高秀庭
(
こうしゅうてい
)
、一人は
丁禹良
(
ていうりょう
)
というのでしたが、そんなむずかしい名を一々呼ぶのは面倒なので、わたしの考案で一人を
十郎
(
じゅうろう
)
、他を
五郎
(
ごろう
)
という事にしました。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
見出しは「富田博士の無罪を証明す」というので、左右田
五郎
(
ごろう
)
と署名してある。
一枚の切符
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「
五郎
(
ごろう
)
さん、お電話です」
劇団「笑う妖魔」
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
兼吉
(
けんきち
)
も
五郎
(
ごろう
)
も主人に、おれがあやまるからといわれては口はあけない。
酒代
(
さかだい
)
一
枚
(
まい
)
でかれらはむぞうさにきげんを
直
(
なお
)
した。水車の
回転
(
かいてん
)
も
止
(
と
)
めずにすんだ。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
すると、そのとき近郷の
稲井瀬
(
いないせ
)
ノ
五郎
(
ごろう
)
義弘
(
よしひろ
)
という者が、手勢をひきいて門前へひしめいて来た。彼はこのへんでの鎌倉目付といわれている男なのだった。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兼吉
(
かねきち
)
と
五郎
(
ごろう
)
は
洗
(
あら
)
いものをしている。
花前
(
はなまえ
)
が
例
(
れい
)
の
毅然
(
きぜん
)
たる
態度
(
たいど
)
で
技師
(
ぎし
)
先生のまえにでた。技師はむろん主人と見たので、いささかていねいに用むきを
談
(
だん
)
ずる。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
“五郎”の解説
五郎は日本人の輩行名の1つ。本項ではジャストシステムが販売していたソフトウェアについて記述しています。
五郎(ごろう)は、ジャストシステムが開発、販売していたRDBMSの名称。最終バージョンはJustsystem Office 9、Office 10 Proにバンドルされた「五郎9」である。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“五郎”で始まる語句
五郎兵衛
五郎八茶碗
五郎八
五郎助
五郎三郎
五郎大夫
五郎七
五郎作
五郎吉
五郎次