“五郎吉”の読み方と例文
読み方割合
ごろきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霧の中を唄声うたごえが近づいて来たと思うと、やがて院内いんないのほうから、旅人を乗せた馬の口を取って、十四、五になる馬子が登って来た、——五郎吉ごろきち馬子と呼ばれて
峠の手毬唄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)