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争
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あらそひ
ふりがな文庫
“
争
(
あらそひ
)” の例文
旧字:
爭
さうしてゐると、不思議なことに、家の人達の気持が和やかになつて、今まで何か
争
(
あらそひ
)
があつても、自然にとけてしまふといふわけです。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
彼は其生れ故郷に於て相当の財産を持つて居た処が、彼の弟二人は彼の相続したる財産を羨むこと甚だしく、遂には骨肉の
争
(
あらそひ
)
まで起る程に及んだ。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
万国の上には立法の君主が無ければ、国と国との曲直の
争
(
あらそひ
)
は
抑
(
そもそ
)
も
誰
(
たれ
)
の手で公明正大に
遺憾無
(
いかんな
)
く決せらるるのだ。ここに唯一つ審判の機関がある、
曰
(
いは
)
く
戦
(
たたかひ
)
!
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遊佐も差当りて当惑の
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めつ。二階にては例の
玉戯
(
ビリアアド
)
の
争
(
あらそひ
)
なるべし、さも気楽に
高笑
(
たかわらひ
)
するを妻はいと心憎く。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「かういふことがありました。代官さまと出雲崎のれふしどもが、或事で
争
(
あらそひ
)
を起しました。」
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
争
常用漢字
小4
部首:⼅
6画
“争”を含む語句
競争
争闘
紛争
戦争
争論
口争
争鬩
抗争
闘争
戦争中
戦争後
競争者
言争
論争
競争試験
争奪
争覇
日清戦争
日露戦争
西南戦争
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