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予覚
ふりがな文庫
“予覚”の読み方と例文
旧字:
豫覺
読み方
割合
よかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よかく
(逆引き)
そんなことを
予覚
(
よかく
)
しているような
木
(
き
)
の
芽
(
め
)
は、
小鳥
(
ことり
)
に
自分
(
じぶん
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
いだされないように、なるたけ
石
(
いし
)
の
蔭
(
かげ
)
や、
草
(
くさ
)
の
蔭
(
かげ
)
に
隠
(
かく
)
れるようにしていました。
明るき世界へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうしてまた
慄
(
ぞっ
)
としたのです。私もKの歩いた
路
(
みち
)
を、Kと同じように
辿
(
たど
)
っているのだという
予覚
(
よかく
)
が、折々風のように私の胸を
横過
(
よこぎ
)
り始めたからです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この二人の運命が
刹那
(
せつな
)
に、火! という不安な
旋風
(
せんぷう
)
に結びついて万吉の
敏
(
びん
)
な神経へ、不吉な
予覚
(
よかく
)
を与えた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
予覚(よかく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“予覚”の意味
《名詞》
予覚(よかく)
予め悟ること。予感。予知。
(出典:Wiktionary)
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“予”で始まる語句
予
予々
予期
予言
予想
予譲
予感
予定
予章
予測
“予覚”のふりがなが多い著者
夏目漱石
吉川英治
小川未明