トップ
>
予州
>
よしゅう
ふりがな文庫
“
予州
(
よしゅう
)” の例文
これは
予州
(
よしゅう
)
の太守
劉玄徳
(
りゅうげんとく
)
が義弟の
関羽
(
かんう
)
字
(
あざな
)
は
雲長
(
うんちょう
)
なり、家兄玄徳の仰せをうけて、義のため、呂布を扶けに馳けつけて参った。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、そこに滞在して、
敵
(
かたき
)
の
在処
(
ありか
)
を
探
(
さぐ
)
る内に、家中の
侍
(
さむらい
)
の家へ
出入
(
でいり
)
する女の
針立
(
はりたて
)
の世間話から、兵衛は一度広島へ来て
後
(
のち
)
、妹壻の知るべがある
予州
(
よしゅう
)
松山
(
まつやま
)
へ密々に旅立ったと云う事がわかった。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
燎原
(
りょうげん
)
の火とばかり、魔の手をひろげて行った黄巾賊の勢力は、今では
青州
(
せいしゅう
)
、
幽州
(
ゆうしゅう
)
、
徐州
(
じょしゅう
)
、
冀州
(
きしゅう
)
、
荊州
(
けいしゅう
)
、
揚州
(
ようしゅう
)
、
兗州
(
えんしゅう
)
、
予州
(
よしゅう
)
等の諸地方に及んでいた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「しかも、漢室の宗族のうちにこの人があろうとは、正に、天佑ではないか。見たまえ、ご列親のうちに
予州
(
よしゅう
)
の
刺史
(
しし
)
劉玄徳
(
りゅうげんとく
)
の名があるではないか」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“予州”の意味
《固有名詞》
予州(よしゅう)
伊予国(いよのくに)の別称。
(出典:Wiktionary)
“予州(豫州)”の解説
豫州(よしゅう)は、中国の歴史的な州の一つ。新字体の、予州とも表記する。現代の河南省は「豫」を略称としている。
(出典:Wikipedia)
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“予”で始まる語句
予
予々
予期
予言
予想
予譲
予感
予定
予章
予測