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乾燥無味
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かんさうむみ
ふりがな文庫
“
乾燥無味
(
かんさうむみ
)” の例文
『エヘン!』と一つ
咳拂
(
せきばら
)
ひして、
鼠
(
ねずみ
)
は
尊大
(
そんだい
)
に
構
(
かま
)
へて、『
諸君
(
しよくん
)
宜
(
よろ
)
しいか?
最
(
もつと
)
も
乾燥無味
(
かんさうむみ
)
なものは
是
(
これ
)
です、まァ
默
(
だま
)
つて
聞
(
き
)
き
給
(
たま
)
へ、
諸君
(
しよくん
)
! ...
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
若
(
も
)
し
歴史上
(
れきしじやう
)
又
(
また
)
は
社會生活
(
しやくわいせいくわつ
)
の
上
(
うへ
)
からばけものといふものを
取去
(
とりさ
)
つたならば、
極
(
きは
)
めて
乾燥無味
(
かんさうむみ
)
のものとなるであらう。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
縱令
(
たとひ
)
化物
(
ばけもの
)
が
出
(
で
)
ても、
其
(
それ
)
は
理性的
(
りせいてき
)
な
乾燥無味
(
かんさうむみ
)
なものであつて、
情的
(
ぜうてき
)
な
餘韻
(
よいん
)
を
含
(
ふく
)
んで
居
(
ゐ
)
ない。
隨
(
したが
)
つて
少
(
すこ
)
しも
面白味
(
おもしろみ
)
が
無
(
な
)
い。
故
(
ゆゑ
)
に
文運
(
ぶんうん
)
が
發達
(
はつたつ
)
して
來
(
く
)
ると、
自然
(
しぜん
)
化物
(
ばけもの
)
は
無
(
な
)
くなつて
來
(
く
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
燥
常用漢字
中学
部首:⽕
17画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“乾燥”で始まる語句
乾燥
乾燥地
乾燥場
乾燥島
乾燥床
乾燥板