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不縁
ふりがな文庫
“不縁”の読み方と例文
読み方
割合
ふえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふえん
(逆引き)
此間
(
こないだ
)
も云う通り、
釣合
(
つりあ
)
わぬは
不縁
(
ふえん
)
の
元
(
もと
)
、
零落果
(
おちぶれは
)
てた此の重二郎、が
貴方
(
あなた
)
と釣合うような身代になるのはいつの事だか知れません、あなたがそれまで亭主を持たずには
居
(
お
)
られますめえし
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
賣てなりとも
持參金
(
ぢさんきん
)
を
戻
(
もど
)
し
不縁
(
ふえん
)
致
(
いた
)
すべしと
罵
(
のゝし
)
りけるを長兵衞
種々
(
いろ/\
)
と
諫
(
いさ
)
めれども一
向
(
かう
)
に
承知
(
しようち
)
せず疊を
蹴立
(
けたて
)
此樣な
話
(
はなし
)
は聞ずと
直樣
(
すぐさま
)
御歸りあれと
夫
(
をつと
)
庄
(
しやう
)
三郎を引立てぞ歸りける夫よりお
常
(
つね
)
は庄三郎に
少
(
すこ
)
しの
金
(
ぜに
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「こればかりは妙なものでね。全く見ず知らずのものが、いっしょになったところで、きっと
不縁
(
ふえん
)
になるとも限らないしね、またいくらこの人ならばと思い込んでできた夫婦でも、
末始終
(
すえしじゅう
)
和合するとは限らないんだから」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
不縁(ふえん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“不縁”の意味
《名詞》
縁がないこと。
縁組みがまとまらないこと。
離縁すること。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
“不縁”のふりがなが多い著者
作者不詳
三遊亭円朝
夏目漱石