“不服”の読み方と例文
読み方割合
ふふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし内心ないしん不服ふふくでたまりませんでしたが、もともと良人おっと見立みたててくれたうまではあるし、とうとう『若月わかつき』とぶことになってしまいました。
それは親兄弟、妻子さいし朋友ほうゆうのごときはもちろん敵ではないが、彼らが我々の心にふくさぬことがあれば、その不服ふふくの範囲において敵のごときものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
その日の夕飯時に、ゴルドンは富士男、モコウ、次郎を遠征に派遣はけんするむねを一同に語った。一同はことごとく賛成したが、ひとりドノバンは不服ふふくをいいだした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)