不愛想ぶあいそう)” の例文
そのときわたくしは、なんという不愛想ぶあいそう老人ろうじんがあればあるものかとこころなかうらみましたが、あと事情じじょうわかってると
イワン、デミトリチははじめのうち院長いんちょう野心やしんでもあるのではいかとうたがって、かれにとかくとおざかって、不愛想ぶあいそうにしていたが、段々だんだんれて、ついにはまった素振そぶりえたのであった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
不愛想ぶあいそうであるとか、利己主義であるとか云ふのを聞くと、いつも心に思ふのは、自分のやうに長い間猫と二人きりの生活をした経験がなくて、どうして猫の可愛らしさが分るものか
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
不愛想ぶあいそうきわまる面付かおつきをしながら