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不向
ふりがな文庫
“不向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふむき
77.8%
ふむ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふむき
(逆引き)
いわゆる洋服の普及を見てもわかるように、今まで町の人などの着ていたものは、一言でいうならば労働に
不向
(
ふむき
)
であったのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
最後に
来
(
きた
)
るお秀に関しては、ただ要領を一口でいう事ができた。お延から見ると、彼女はこの家の構造に最も
不向
(
ふむき
)
に育て上げられていた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
不向(ふむき)の例文をもっと
(7作品)
見る
ふむ
(逆引き)
我
(
わ
)
れも
矢張
(
やは
)
り
其中間
(
そのなかま
)
の一
枚板
(
まいヽた
)
にて
使
(
つか
)
ひ
道
(
みち
)
が
不向
(
ふむ
)
きなれども
流石
(
さすが
)
に
年
(
とし
)
の
功
(
こう
)
といふものか
少
(
すこ
)
しはお
前
(
まへ
)
さまより
人
(
ひと
)
が
惡
(
わ
)
るし
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
...
拵
(
こしら
)
えるから」と人の悪き書生先に立って小間物屋に入り「オイ番頭、八十ばかりの婆さんがかけるような半襟で若い人に
極
(
ご
)
く
不向
(
ふむ
)
きなのは何だ」番頭「ヘイさようでございますな、先ず黒のフラシ
天
(
てん
)
か何かで」書生「一ついくらだ」番頭「上等で六十銭位」書生
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
不向(ふむ)の例文をもっと
(2作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
検索の候補
向不見
面向不背
“不向”のふりがなが多い著者
村井弦斎
邦枝完二
与謝野寛
夏目漱石
樋口一葉
柳田国男
与謝野晶子