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上総
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かづさ
ふりがな文庫
“
上総
(
かづさ
)” の例文
旧字:
上總
(叔父が
安房
(
あは
)
上総
(
かづさ
)
へ武者修行に出かけ、二刀流の剣客と仕合をした話も
矢張
(
やは
)
り僕を喜ばせたものである。)それから「御維新」前後には
彰義隊
(
しやうぎたい
)
に加はる志を持つてゐた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
記の
此処
(
こゝ
)
の文が妙に
拗
(
ねぢ
)
れて居るので、清宮秀堅は、将門の妻は殺されたのでは無くて
上総
(
かづさ
)
に
拘
(
とら
)
はれたので、九月十日になつて弟の
謀
(
はかりごと
)
によつて逃帰つたといふ事に読んでゐる。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ただふたり海の岩草花しろき夜あけに乗りぬ
上総
(
かづさ
)
の船に
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
河は
上総
(
かづさ
)
の
夷灊川
(
いしみがは
)
である。海は太平洋である。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
上総
(
かづさ
)
は
鰮
(
いわし
)
の
十五夜お月さん
(旧字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
▼ もっと見る
僕が大学を卒業した年の夏、
久米正雄
(
くめまさを
)
と
一緒
(
いつしよ
)
に
上総
(
かづさ
)
の
一
(
いち
)
ノ
宮
(
みや
)
の海岸に遊びに行つた。
微笑
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遠浅に
鰈
(
かれひ
)
つる子のむしろ
帆
(
ぼ
)
を春かぜ吹きぬ
上総
(
かづさ
)
より来て
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
上総
(
かづさ
)
潟長柄
(
かたながら
)
の
辺
(
へ
)
にも
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“上総”の意味
《固有名詞》
上総(かずさ)
旧国名。東海道に位置する。上総国。現在の千葉県中部。
(出典:Wiktionary)
“上総(
上総国
)”の解説
上総国(かずさのくに、歴史的仮名遣:かづさのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属し、現在の千葉県中央部に位置する。
常陸国・上野国とともに親王が国司を務める親王任国であり、国府の実質的長官は上総介であった。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
総
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
“上総”で始まる語句
上総介
上総戸
上総屋
上総国
上総守忠清
上総掘
上総者
上総女
上総沖
上総房州