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一理
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いちり
ふりがな文庫
“
一理
(
いちり
)” の例文
殿様も、これにも
一理
(
いちり
)
があると思いましたのか、さっそく
六兵衛
(
ろくべえ
)
を次のうらないに取りかからせました。
とんまの六兵衛
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
然
(
さ
)
ればな……いや
口
(
くち
)
の
減
(
へ
)
らぬ
老爺
(
ぢゞい
)
、
身勝手
(
みがつて
)
を
言
(
い
)
ふが、
一理
(
いちり
)
ある。——
処
(
ところ
)
でな、あの
晩
(
ばん
)
四
(
よ
)
つ
手網
(
であみ
)
の
番
(
ばん
)
をしたが
悪縁
(
あくえん
)
ぢや、
御身
(
おみ
)
が
言
(
い
)
ふ
通
(
とほ
)
り
色恋
(
いろこひ
)
の
捌
(
さばき
)
を
頼
(
たの
)
まれた
事
(
こと
)
と
思
(
おも
)
へ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「きみのいうことにも
一理
(
いちり
)
はある。」と、いまでは
本式
(
ほんしき
)
に主人になりすました影がいいました。「だいぶ
親切
(
しんせつ
)
に
卒直
(
そっちょく
)
にいってくれられたのだから、わたしも、やはりしんせつに卒直にいこう。 ...
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さう
云
(
い
)
はれると、
宗助
(
そうすけ
)
も
叔父
(
をぢ
)
の
處置
(
しよち
)
に
一理
(
いちり
)
ある
樣
(
やう
)
にも
思
(
おも
)
はれて、
口
(
くち
)
では
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“一理”で始まる語句
一理窟