“フル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ふる
語句割合
20.0%
20.0%
布留13.3%
13.3%
全速力6.7%
密着6.7%
6.7%
6.7%
最大限6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、さう言ふ物語りはあつても、それは唯、此里の語部カタリベウバの口に、さう伝へられてゐる、と言ふに過ぎぬフル物語りであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だが、さう言ふ物語りはあつても、それは唯、此里の語部カタリベウバの口に、さう傳へられてゐる、と言ふに過ぎぬフル物語りであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
こんな溜め息を洩しながら、大伴氏のフルい習しを守つて、どこまでも、宮廷守護の為の武道の伝襲に、努める外はない家持だつたのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
つまわかれの物語のあはれは、日本人が記録書を持つた時代には、既に知り尽し、聞きフルして居た。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
布留フルが多いから、石上の傍の布留と言へば間違ひはない。
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
布留フル大人ミコトは、嫋女タワヤメ眩惑マドヒによりて、馬じもの縄とりつけ、シヽじもの弓矢カクみて、大君の御令畏ミコトカシコみ、天離アマサカ鄙辺ヒナベマカる。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……フル草に ニヒ草まじり 生ひば 生ふるかに——だな。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
……フル草に ニヒ草まじり、生ひば 生ふるかに——だな。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「まだ在ります。全速力フルで四五日分……」
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ふゆに、殖ゆは勿論触るを兼ねて、密着フルの意をも持つてゐるのだ。
正宗の大刀のよりも、国のため するどき筆の鉾フルひみむ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
知る人のなくなるが多きフルさとに、ひとりあるヲヂ 千代もかくもが
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)