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をりあし
ふりがな文庫
“をりあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
折惡
66.7%
折悪
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折惡
(逆引き)
「井筒屋の旦那が、
折惡
(
をりあし
)
く目を覺して、縁側まで出たところを、脇差で
袈裟掛
(
けさがけ
)
に斬られたのださうで御座います」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見てヤア油屋の番頭さん
折惡
(
をりあし
)
く
宿
(
やど
)
では留守なれども
先
(
まづ
)
一ぷくあがりませ
又
(
また
)
今朝程
(
けさほど
)
は何かと御世話に
成
(
なり
)
殊
(
こと
)
に約束の月も
切
(
きれ
)
て度々
御催促
(
ごさいそく
)
をも
受
(
うけ
)
誠にお氣の毒と云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
通り候
機
(
をり
)
出格子
(
でがうし
)
の中にて
金談
(
きんだん
)
の聲致すにより何事やらんと承まはりしに彦兵衞事
無心
(
むしん
)
の處
折惡
(
をりあし
)
く百兩は御門跡に奉納の願ひにて
御講中
(
おかうぢう
)
に差上る
積
(
つもり
)
是
(
これ
)
見給
(
みたま
)
へとて彼女隱居は紙に包みし金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御奉行所へ御呼出しになり文右衞門へ
引會
(
ひきあは
)
されし
所
(
ところ
)
其節
(
そのせつ
)
折惡
(
をりあし
)
く私しが御當地に居合せざれば文右衞門が金子の
出所
(
しゆつしよ
)
明
(
あきら
)
かならず因つて今に
入牢
(
じゆらう
)
なし居る由實に親分大變が出來たるなりと云ば私しの
親切
(
しんせつ
)
が
却
(
かへつ
)
て
仇
(
あだ
)
となり
恩
(
おん
)
ある人に
難儀
(
なんぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
をりあし(折惡)の例文をもっと
(2作品)
見る
折悪
(逆引き)
……
折悪
(
をりあし
)
く局中病人多く、僅々三十人、二ヶ所の屯所に分れ、一ヶ所、土方歳三を頭として遣はし、人数多く候処、其方には居り合ひ申さず、
下拙
(
げせつ
)
僅々人数引連れ出で、出口を固めさせ
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
をりあし(折悪)の例文をもっと
(1作品)
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