折悪をりあし)” の例文
旧字:折惡
……折悪をりあしく局中病人多く、僅々三十人、二ヶ所の屯所に分れ、一ヶ所、土方歳三を頭として遣はし、人数多く候処、其方には居り合ひ申さず、下拙げせつ僅々人数引連れ出で、出口を固めさせ
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)