“御講中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかうぢう50.0%
ごこうちゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
通り候をり出格子でがうしの中にて金談きんだんの聲致すにより何事やらんと承まはりしに彦兵衞事無心むしんの處折惡をりあしく百兩は御門跡に奉納の願ひにて御講中おかうぢうに差上るつもりこれ見給みたまへとて彼女隱居は紙に包みし金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「こりゃア、どうも。……旦那まで千賀春の御講中ごこうちゅうだったたア、今日の今日まで、存じませんでした。……じゃ、たんといただきやす。とても、ただじゃそのあとはうかがえねえ」
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)