“をしやうさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和尚樣50.0%
和尚様50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して居るゆゑ重四郎は是幸ひと聲を掛けモシ/\和尚樣をしやうさま私しは只今災難さいなんあうて追人の懸る者何卒御慈悲じひを以て御隱匿かくまひ下さるべしと頼みければ老僧は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御聞いれなき時は是非におよばねども兎に角和尚樣をしやうさまに御目に掛り一とほり願ひ上げかなはぬ時はかへる分の事私より決して手出は致さぬと云つゝ其所に居しこるにぞ弟子でし番僧ばんそう立騷たちさわぐを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
願ひ度と申いでしが百姓の分際ぶんざいにて御ぢきに御目通りは叶ひがたしと申せしかばかくの仕合なりと言に方丈はうぢやうは其者是へとほせと申さるゝゆゑ侍者じしやの坊主立出たちいでコレ各々方おの/\がたしづまられよコリヤ百姓和尚樣をしやうさまあひなさるゝに因て此方へ通るべしと言を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つてかねを一ゑんつゝんで出すと、おくから和尚様をしやうさまが出てまして
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)