“ゐはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
位牌76.0%
違背24.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太閤たいかふ様が朝鮮征伐のとき、敵味方戦死者位牌ゐはいの代りとして島津へうごの守よしひろ公より建てられた』といふ石碑のおもてには
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
それからそのいとなほとほばして、これ位牌ゐはいにもならずにながれて仕舞しまつた、はじめからかたちのない、ぼんやりしたかげやう死兒しじうへげかけた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
獻上けんじやう違背ゐはいさふらふまじ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
受納じゆなふなせしは即ち賄賂也わいろなり下役黒崎又左衞門市田武助其方共も受納じゆなふ致せしならんと有に兩人は今上役の理左衞門が白状なせし上はかくすもえきなしと思ひ上役の申付に違背ゐはいも如何と存じ金三兩づつ受納せしと言ければ大岡殿假令上役の申付なりとて不正ふせいの金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)