“ゆうびんきょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
郵便局100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかして丘の上には赤い鐘楼しょうろうのある白い寺だの、ライラックのさきそろった寺領の庭だの、ジャスミンの花にうもれた郵便局ゆうびんきょくだの、大槲樹おおかしわのきの後ろにある園丁にわつくりの家だのがあって
号室ごうしつだい番目ばんめは、元来もと郵便局ゆうびんきょくとやらにつとめたおとこで、いような、すこ狡猾ずるいような、ひくい、せたブロンジンの、利発りこうらしい瞭然はっきりとした愉快ゆかい眼付めつき
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
過去かこのことをおもすものは、両眼りょうがんくじってしまいましょう。リュバフキン!』と、かれ大声おおごえたれかをぶ。郵便局ゆうびんきょく役員やくいんも、来合きあわしていた人々ひとびとも、一せい吃驚びっくりする。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)