“やんや”の漢字の書き方と例文
語句割合
喝采100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大向うが喝采やんやでない迄も謹んで演劇しばいをする分にゃあ仕損ないが少ないさ、酔っぱらって出懸けてみなさい、ほかの酔っぱらいと酔っぱらいが違うんだよ。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
だが、をがんだところはよ、閻魔樣えんまさまかほふものは、ぼん十六日じふろくにち小遣錢こづかひぜにつておかゝつたときほかは、あま喝采やんやとはかねえもんだ。……どれ、いそがうか。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
喝采やんやの声のうちに渠はしずかにおもてもたげて、情を含みて浅笑せり。口上は扇をげて一咳いちがい
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)