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やまざる
ふりがな文庫
“やまざる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山猿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山猿
(逆引き)
……これでございますから、何の木曾の
山猿
(
やまざる
)
なんか。しかし、念のために土地の女の風俗を見ようと、山王様
御参詣
(
ごさんけい
)
は、その下心だったかとも存じられます。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「こんな話があるで。」と佐吉も
膝
(
ひざ
)
をかき合わせて、「木曾福島の山村様が江戸へ出るたびに、
山猿
(
やまざる
)
、山猿と人にからかわれるのが、くやしくてしかたがない。 ...
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
水
(
みづ
)
に
影
(
うつ
)
る
月
(
つき
)
を
奪
(
うば
)
はんとする
山猿
(
やまざる
)
よ、
無芸
(
むげい
)
無能
(
むのう
)
食
(
しよく
)
もたれ
総身
(
そうみ
)
に
智恵
(
ちゑ
)
の
廻
(
まは
)
りかぬる
男
(
をとこ
)
よ、
木
(
き
)
に
縁
(
よつ
)
て
魚
(
うを
)
を
求
(
もと
)
め
草
(
くさ
)
を
打
(
うつ
)
て
蛇
(
へび
)
に
驚
(
をどろ
)
く
狼狽
(
うろたへ
)
者
(
もの
)
よ、
白粉
(
おしろい
)
に
咽
(
む
)
せて
成仏
(
じやうぶつ
)
せん
事
(
こと
)
を
願
(
ねが
)
ふ
艶治郎
(
ゑんぢらう
)
よ
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
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(10作品)
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