“もとゆひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
元結100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堤の直ぐ下には屠牛場や元結もとゆひの製造場などがあつて、山谷堀へつゞく一条の溝渠が横はつてゐた。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
此一おしにて男女とも元結もとゆひおのづからきれてかみみだす㕝甚なり。七間四面の堂の内にはだかなる人こみいりてあげたる手もおろす事ならぬほどなれば、人の多さはかりしるべし。
おつぎはまたかみへつける胡麻ごまあぶら元結もとゆひしばつたちひさなびんれて大事だいじしまつてくのである。みじか期間きかんではあるがはりつやうになつてからはあかたすきけた。半纏はんてん洗濯せんたくした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)