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もくし
ふりがな文庫
“もくし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黙思
25.0%
黙示
25.0%
黙止
16.7%
黙視
16.7%
默止
8.3%
黙子
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黙思
(逆引き)
かくては自分の名声とやらは
喧伝
(
けんでん
)
されるにきまっているが、彼は今、決してそんなものを求めていなかった。むしろ、もっと独りの
沈潜
(
ちんせん
)
と、独りの
黙思
(
もくし
)
とを必要としている。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もくし(黙思)の例文をもっと
(3作品)
見る
黙示
(逆引き)
甚だしく
紅
(
あか
)
かりし雲あせゆきて
黙示
(
もくし
)
のごとき三つ星の見ゆ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
もくし(黙示)の例文をもっと
(3作品)
見る
黙止
(逆引き)
市民の
黙止
(
もくし
)
難き推戴に依って遂に王位に即いたが、
勇悍
(
ゆうかん
)
にして粗野なる人民を統御するには、信仰と法制との力に依らねばならぬとは、彼が
夙
(
はや
)
くより気附いたところであって、彼はその守成策として
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
もくし(黙止)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
黙視
(逆引き)
かねがね
彼
(
あ
)
のまま指を
咥
(
くわ
)
えて
黙視
(
もくし
)
しては居まいと考えていた大牟田公平が、出府して、自分たち夫婦の居所を突きとめているからには、これはもう、無言の果し状をつけられているのも同様である。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もくし(黙視)の例文をもっと
(2作品)
見る
默止
(逆引き)
今此方にて
不審
(
ふしん
)
致す詞の
緒
(
を
)
に付て
彼是
(
かれこれ
)
申は
可謂
(
いはゆる
)
引れ者の小
唄
(
うた
)
とやら取に足ずと申せしかば外記も
暫時
(
しばし
)
默止
(
もくし
)
居たりしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
因
(
よつ
)
て平左衞門は
増々
(
ます/\
)
心中に驚くと雖も
猶
(
なほ
)
も其の色を見せず
默止
(
もくし
)
て居たりしかば大岡殿少し
聲
(
こゑ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もくし(默止)の例文をもっと
(1作品)
見る
黙子
(逆引き)
かれは名を
正根
(
まさね
)
といって、はやくから文芸の道にたずさわっていたので、
黙子
(
もくし
)
なんぞという筆名で多少知られている。学歴とてもなく、知友にも乏しかったかれは、いつでも孤立のほかはなかった。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
もくし(黙子)の例文をもっと
(1作品)
見る
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