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沈潜
ふりがな文庫
“沈潜”の読み方と例文
読み方
割合
ちんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんせん
(逆引き)
氏の表面は一層
沈潜
(
ちんせん
)
しましたが、底に
光明
(
こうみょう
)
を宿して
居
(
い
)
る
為
(
ため
)
か、氏の顔には年と共に温和な、平静な相が
拡
(
ひろ
)
がる様に見うけられます。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
彼はだんだんと自己に
沈潜
(
ちんせん
)
して行った。彼はもう、口さきや筆のさきでの運動なんかに興味を失った。彼は彼自身の道を行こうとした。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
庵のなかには、めざす丹下左膳がまだ
沈潜
(
ちんせん
)
しているに相違ないがカタリとも物音一つしないのは、寝てか
覚
(
さ
)
めてか……泰軒と栄三郎期せずして
呼吸
(
いき
)
をのんだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
沈潜(ちんせん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“沈潜”の意味
《名詞》
深く水の底に沈むこと。
深く思慮すること。
何かに没頭すること。
(出典:Wiktionary)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“沈”で始まる語句
沈
沈黙
沈着
沈鬱
沈湎
沈澱
沈淪
沈默
沈香
沈吟
検索の候補
沈徳潜
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