“黙視”の読み方と例文
読み方割合
もくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ実に仏陀及び祖師に対し我々が黙視もくしするにしのびないことである。どうかインドの国へ仏教をきたいものである
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
かねがねのまま指をくわえて黙視もくししては居まいと考えていた大牟田公平が、出府して、自分たち夫婦の居所を突きとめているからには、これはもう、無言の果し状をつけられているのも同様である。
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)