“もえたつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欲然66.7%
燃立33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桟敷さじきのこゝかしこに欲然もえたつやうな毛氈まうせんをかけ、うしろに彩色画さいしきゑ屏風びやうぶをたてしはけふのはれなり。四五人の婦みな綿帽子わたばうししたるは辺鄙へんびに古風をうしなはざる也。
桟敷さじきのこゝかしこに欲然もえたつやうな毛氈まうせんをかけ、うしろに彩色画さいしきゑ屏風びやうぶをたてしはけふのはれなり。四五人の婦みな綿帽子わたばうししたるは辺鄙へんびに古風をうしなはざる也。
も爲べけれども母をつれ遙々はる/″\きたりしなればと燃立もえたつむねさすり何事も勘辨かんべんして寥々すご/\金屋の家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
切下きりさげられあつと玉ぎる一聲と共に落せし提灯のぱつ燃立もえたつあかりに見れば兄なる長庵が坊主天窓ばうずあたま頬冠ほゝかぶ浴衣ゆかたしりひつからげ顏をそむけて其場にたゝずみ持たる脇差わきざし取直し再度ふたゝびかうよと飛蒐とびかゝるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)