“みかづき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミカヅキ
語句割合
三日月85.2%
初月7.4%
三ヶ月3.7%
若月3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おぎんは井戸端いどばた無花果いちじくのかげに、大きい三日月みかづきを仰ぎながら、しばしば熱心に祈祷をらした。
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そして、ヒョイと、こちらをふりむきました。らんらんと光る目が、ほそくなって、口は三日月みかづき形に笑っているのです。
超人ニコラ (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
大伴家持の作った、初月みかづきの歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
縦が二尺横が一尺で、左の眼は乳房が垂れさがったように垂れて、右の眼は初月みかづきのような半眼はんがん、それに蓬蓬ぼうぼうの髪の毛、口は五臓六腑が破れ出た血にまがわして赤い絵具を塗り、その上処どころ濃鼠こいねずの布で膏薬張こうやくばりをしてあった。
お化の面 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
黄楊つげのさしぐしがおちたのかとおもつたら、それは三ヶ月みかづきだつた。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
振仰ふりさけて若月みかづきれば一目ひとめひと眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻六・九九四〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)