“眉引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まよびき50.0%
まゆひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもはぬにいたらばいもうれしみとまむ眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻十一・二五四六〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
振仰ふりさけて若月みかづきれば一目ひとめひと眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻六・九九四〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
海のほとりに住んでおれば、稀には晴れた日に折々は思いを白雲の彼方かなた眉引まゆひく姿を望むことはあろうとも、何の望みがあって波を越え水平線を越えて、そこへ渡って行こうという気になろうか。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)