“まよびき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マヨビキ
語句割合
眉引50.0%
眉曳50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもはぬにいたらばいもうれしみとまむ眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻十一・二五四六〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
振仰ふりさけて若月みかづきれば一目ひとめひと眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻六・九九四〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
眉引まよびき」は眉墨を以て眉を画くことで、薬師寺所蔵の吉祥天女、或は正倉院御蔵の樹下美人などの眉の如き最も具体的な例である。書紀仲哀巻に、譬如美女之睩、有向津国
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
妹をこそあひ見にしか眉曳まよびきの横山ろの鹿ししなすおもへる (同・三五三一)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)