眉引まよびき)” の例文
おもはぬにいたらばいもうれしみとまむ眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻十一・二五四六〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
振仰ふりさけて若月みかづきれば一目ひとめひと眉引まよびきおもほゆるかも 〔巻六・九九四〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
眉引まよびき」は眉墨を以て眉を画くことで、薬師寺所蔵の吉祥天女、或は正倉院御蔵の樹下美人などの眉の如き最も具体的な例である。書紀仲哀巻に、譬如美女之睩、有向津国
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)