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ほんちやう
ふりがな文庫
“ほんちやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
本町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本町
(逆引き)
断つて置く、此町の隣が
密淫売町
(
ぢごくまち
)
の
大工町
(
だいくちやう
)
で、芸者町なる
本町
(
ほんちやう
)
通も程近い。花郷が宿は一寸職業の知れ難い家である。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
実
(
じつ
)
はね
情死
(
しんぢゆう
)
を
為
(
し
)
そこなひました、
相手
(
あひて
)
は
本町
(
ほんちやう
)
の
薬屋
(
くすりや
)
の息子さんで、二人とも助かりまして
品川溜
(
しながはだめ
)
へ
預
(
あづ
)
けられて、すんでに
女太夫
(
をんなたいふ
)
に出る
処
(
ところ
)
をいゝあんばいに
切
(
き
)
り
抜
(
ぬ
)
けてこゝに
来
(
き
)
てゐますが。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
おなじく
二日
(
ふつか
)
の
夜
(
よ
)
、
町
(
まち
)
の
名
(
な
)
を
言
(
い
)
ひて、
初湯
(
はつゆ
)
を
呼
(
よ
)
んで
歩
(
ある
)
く
風俗
(
ふうぞく
)
以前
(
いぜん
)
ありたり、
今
(
いま
)
もあるべし。たとへば、
本町
(
ほんちやう
)
の
風呂屋
(
ふろや
)
ぢや、
湯
(
ゆ
)
が
沸
(
わ
)
いた、
湯
(
ゆ
)
がわいた、と
此
(
こ
)
のぐあひなり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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