“ほんちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本町71.4%
本朝19.0%
本庁9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正「これはどうも大変わたくしすぐにおいとまをいたしましょう……ナニそれはソノ何んで、本町ほんちょうの伊兵衞さんと同じ名が不思議ですな」
(二)「農家義人伝」、「本朝ほんちょう姑妄聴こもうちょう」(著者不明)等によれば、伝吉の剣法けんぽうを学んだ師匠は平井左門ひらいさもんと云う浪人ろうにんである。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
警視庁は連日新聞記事の巨弾をくらって不機嫌の度を深めていった。その際に本庁ほんちょうの強力犯の二刑事が、はるばる横浜はままで遠征して来たのは、誰が考えたって、ハハア金魂事件のためだなと気がつく。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)