“本庁”の読み方と例文
読み方割合
ほんちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「第一あの覆面がよろしくない。本庁ほんちょうの部下の間には猛烈な不平があります。このままあの覆面を許しておくということになると、統制上とうせいじょう由々ゆゆしき一大事が起るかもしれません」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
警視庁は連日新聞記事の巨弾をくらって不機嫌の度を深めていった。その際に本庁ほんちょうの強力犯の二刑事が、はるばる横浜はままで遠征して来たのは、誰が考えたって、ハハア金魂事件のためだなと気がつく。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)