“ほんい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本意63.2%
飜意15.8%
本位10.5%
翻意10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさ秋霜しうさうとなるとも檻羊かんやうとなる勿れと此言や男子だんしたる者の本意ほんいと思ふはかへつて其方向をあやまるのもとにしてせいは善なる孩兒がいじも生立にしたがひ其質を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今更弁解など云える筋合いのものでもあるまい、男らしくやったらどうだい、と云う私にもう一度瞳を向けて飜意ほんいの現われない事実をたしかめた彼は、瞬間、反撥的に模型火室の前に立った。
そうおもうと、いいれぬ不快ふかいを、だれがしたか、この残忍ざんにん行為こういからかんじられました。きているとり本位ほんいにして、かえって、無理むりとりちいさくしようとする、冷酷れいこくさをおもわずにいられません。
自由 (新字新仮名) / 小川未明(著)
事務的に言って、朝倉は俺の翻意ほんいを別に喜ぶでもなかった。俺は矢萩には尾行がついてるんじゃないかと朝倉に聞いた。となると、うるさいなと思ったら
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)