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本位
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ほんい
ふりがな文庫
“
本位
(
ほんい
)” の例文
どっち
本位
(
ほんい
)
で来たのか、それは彼の心がよく承知していた。けれども雨を
凌
(
しの
)
いでここまで来た彼には、まだ
商量
(
しょうりょう
)
の
隙間
(
すきま
)
があった。
躊躇
(
ちゅうちょ
)
があった。幾分の余裕が残っていた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そう
思
(
おも
)
うと、いい
知
(
し
)
れぬ
不快
(
ふかい
)
を、だれがしたか、この
残忍
(
ざんにん
)
な
行為
(
こうい
)
から
感
(
かん
)
じられました。
生
(
い
)
きている
鳥
(
とり
)
を
本位
(
ほんい
)
にして、かえって、
無理
(
むり
)
に
鳥
(
とり
)
を
小
(
ちい
)
さくしようとする、
冷酷
(
れいこく
)
さを
思
(
おも
)
わずにいられません。
自由
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“本位”の意味
《名詞》
本位(ほんい)
もとの地位や位置。
基本、中心となる標準。
本位貨幣の略。
(出典:Wiktionary)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“本位”で始まる語句
本位田又八
本位田
本位田村