“べら/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
喋々50.0%
喋喋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きらひ鎌倉の尼寺あまでらへ夜通のつもりにて行れるなり出入の駕籠舁かごかき善六といふがたつての頼み今夜はこゝに泊られしなりと聞かぬ事まで喋々べら/\と話すを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
恐入らせんとて大音に御城代所司代并に御老中の役宅にて喋々べら/\饒舌しやべりし者は此席にゐる罷出まかりいでよ吟味の筋ありと呼はれば山内は最前より餘人よにんに尋んより我に問ば我一言のもとに越前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
アンドレイ、エヒミチはうんざりして、長椅子ながいすうへよこになり、倚掛よりかゝりはうついかほけたまゝくひしばつて、とも喋喋べら/\しやべるのを詮方せんかたなくいてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)