“てふてふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
喋々37.5%
蝶々37.5%
喋喋12.5%
蝶蝶12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの写真版のセザンヌを見て色彩のヴアリユルを喋々てふてふするが如き、論者の軽薄唾棄するに堪へたりと云ふべし。
妹が一かどの鑑賞家のつもりで、兄の繪について批評めいた口を利いたり、流行の藝術的用語など使つて生意氣な議論を喋々てふてふするのを、齒のきしむほど平生ふだん厭がつてゐたのだつた。
仮面 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
もう庭先に来て鳴いてゐるうぐひすの声も聞えなきや、窓から迷ひこんで来て、裏口からぬけ出てゆく蝶々てふてふも見えない。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
ちやうど今日のやうな、秋の陽ざしの静かな日で、武士の見下してゐる都大路には、往き来の人の間に、黄色い蝶々てふてふが舞つてゐた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
彼は先客の人に対して議会解散の予想などを喋喋てふてふ述べて居たが、「こんなへつぽこ役人ではね、」と云つて湧き上る様に笑つた。
公判 (新字旧仮名) / 平出修(著)
三○ くろ蝶蝶てふてふ
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)