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ぶんよ
ふりがな文庫
“ぶんよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
分与
50.0%
分與
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
分与
(逆引き)
分与
(
ぶんよ
)
したる田畑をば親族の名に書き換え、即ちこれに売り渡したる
体
(
てい
)
に持て
做
(
な
)
して、その実は再び
本家
(
ほんけ
)
の
有
(
ゆう
)
となしたるなど、少しも油断なりがたく、彼の死後は
殊更
(
ことさら
)
遺族の
饑餓
(
きが
)
をも
顧
(
かえり
)
みず
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
財産は弟に譲り自分は独立の生計を求めんと決心せるよしを述べ、さて
少許
(
しょうきょ
)
の資本の
分与
(
ぶんよ
)
を乞いしに、思いも寄らぬ有様にて、家を思わぬ人でなしと
罵
(
ののし
)
られ、
忽
(
たちま
)
ち出で行けがしに遇せられければ
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
ぶんよ(分与)の例文をもっと
(1作品)
見る
分與
(逆引き)
それから
庭
(
には
)
に
聚
(
あつま
)
つた
子供等
(
こどもら
)
の
前
(
まへ
)
に
其
(
そ
)
の
飯
(
めし
)
つぎや
重箱
(
ぢゆうばこ
)
の
供物
(
くもつ
)
が
分與
(
ぶんよ
)
された。
念佛衆
(
ねんぶつしゆう
)
はそれから
更
(
さら
)
に
酒
(
さけ
)
を
飮
(
の
)
んで
各自
(
てんで
)
に
重箱
(
ぢゆうばこ
)
や
飯
(
めし
)
つぎを
箸
(
はし
)
でつゝいて
近頃
(
ちかごろ
)
にない
口腹
(
こうふく
)
の
慾
(
よく
)
を
充
(
み
)
たしめた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぶんよ(分與)の例文をもっと
(1作品)
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