“わけまえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分前75.0%
分与8.3%
分配8.3%
分配金8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はその犯罪記録が私の小説の材料として多額の金銭価値を持つものだと主張し、前持まえもって分前わけまえに預りいというのであった。
悪霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
宝の分与わけまえ心にたれば
小曲二十篇 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
親類相談の上、少しばかりの分配わけまえをやって祐吉を分家させ、改めて実子の甲子太郎が入って小法師甲斐の後を襲ぎました。
「いや春先から景気がよいぞ。さあ分配金わけまえをくれてやるから、どこへでも行って遊んで来い」
三甚内 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)