“分與(ぶんよ)” の例文
新字:分与
それから庭(には)に聚(あつま)つた子供等(こどもら)の前(まへ)に其(そ)の飯(めし)つぎや重箱(ぢゆうばこ)の供物(くもつ)が分與(ぶんよ)された。念佛衆(ねんぶつしゆう)はそれから更(さら)に酒(さけ)を飮(の)んで各自(てんで)に重箱(ぢゆうばこ)や飯(めし)つぎを箸(はし)でつゝいて近頃(ちかごろ)にない口腹(こうふく)の慾(よく)を充(み)たしめた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)