トップ
>
ふたかわめ
ふりがな文庫
“ふたかわめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
二側目
40.0%
二重瞼
20.0%
層波目
20.0%
重縁眼
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二側目
(逆引き)
桐
(
きり
)
の花の咲く時分であった。私は東北のSという城下町の表通りから
二側目
(
ふたかわめ
)
の町並を歩いていた。案内する人は土地の有志三四名と宿屋の番頭であった。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ふたかわめ(二側目)の例文をもっと
(2作品)
見る
二重瞼
(逆引き)
時に教頭胸を
反
(
そ
)
らして、
卓子
(
テイブル
)
をドンと
拳
(
こぶし
)
で鳴らすと、妙子はつつと勇ましく進んで、差向いに
面
(
おもて
)
を合わせて、そのふっくりした
二重瞼
(
ふたかわめ
)
を、
臆
(
おく
)
する色なく、円く
睜
(
みは
)
って
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
誰も居なくなると、お妙はその
二重瞼
(
ふたかわめ
)
をふっくりとするまで、もう、(その速力をもってすれば。)主税が上ったらしい二階を見上げて、横
歩行
(
ある
)
きに、井の柱へ手をかけて、伸上るようにしていた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふたかわめ(二重瞼)の例文をもっと
(1作品)
見る
層波目
(逆引き)
其様な
場合
(
ばあひ
)
には、
瞼
(
まぶた
)
のはれぼツたい
故
(
せい
)
か、
層波目
(
ふたかわめ
)
が
屹度
(
きつと
)
深
(
ふか
)
く
刻
(
きざ
)
み込まれて、長い
晴毛
(
まつげ
)
の
下
(
した
)
に
濕
(
うるみ
)
を
持
(
も
)
つ。そして
裡
(
うち
)
に
燃
(
も
)
えてゐる
熱
(
ねつ
)
が眼に現はれて來るのでは無いかと思はせる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ふたかわめ(層波目)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
重縁眼
(逆引き)
睨
(
にら
)
まれると
凄
(
すご
)
いような、にッこりされると
戦
(
ふる
)
いつきたいような、
清
(
すず
)
しい可愛らしい
重縁眼
(
ふたかわめ
)
が少し
催涙
(
うるん
)
で、一の字
眉
(
まゆ
)
を
癪
(
しゃく
)
だというあんばいに
釣
(
つ
)
り上げている。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
ふたかわめ(重縁眼)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ふたえまぶた
ふたえまぶち
ふたへまぶた
ふたへまぶち