“ぱり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:パリ
語句割合
73.3%
巴里20.0%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おい昨夜ゆうべ枕元まくらもとおほきなおとがしたのはぱりゆめぢやなかつたんだ。泥棒どろぼうだよ。泥棒どろぼう坂井さかゐさんのがけうへからうちにはりたおとだ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そうでしょうよ流行社会の理髪師で巴里ぱり中の美人は一人残らずの人の手に掛ッて髪をくねらせて貰ッたと云う程ですもの目
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
信吉のズッと前にいる婆さんは何枚コマを持ってるのか、白い上っぱりを着た女売子が両手で白パンをかかえては籠の中へ入れてやってる。ホイ、もう一本か。そう慾ばるない。
ズラかった信吉 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)