“パリー”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぱりー
語句割合
巴里99.1%
巴利0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな午後ひるすぎに折よくも、巴里パリーで懇意になつた高佐たかさ文學士が來訪された。自分よりは一箇月ばかり後れて歸朝した大學の助教授である。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
しかれども巴里パリー本邸のほかアンジアン及びニイスに別荘を有し、はなはだ贅沢なる生活を為せるも、その財源をいずこに求むるや不明。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
しかし、この般若という言葉は、もともとインドの語をそのまま写したもので、梵語サンスクリットでいえばプラジュニャー、巴利パリー語でいえばパンニャーであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)