“はつしほ”の漢字の書き方と例文
語句割合
初汐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宵々(よひ/\)の稻妻(いなづま)は、火(ひ)の雲(くも)の薄(うす)れ行(ゆ)く餘波(なごり)にや、初汐(はつしほ)の渡(わた)るなる、海(うみ)の音(おと)は、夏(なつ)の車(くるま)の歸(かへ)る波(なみ)の、鼓(つゞみ)の冴(さえ)に秋(あき)は來(き)て、松蟲(まつむし)鈴蟲(すゞむし)の容(かたち)も影(かげ)も、刈萱(かるかや)に萩(はぎ)に歌(うた)を描(ゑが)く。
五月より (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
初汐(はつしほ)や寄る藻(も)の中(なか)に人の骨
自選 荷風百句 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
初汐(はつしほ)や朝日の中に伊豆(いづ)相模(さがみ)
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)