“はついく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
發育62.5%
発育37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂糖さとう澱粉でんぷんといふような含水炭素がんすいたんそとよぶ養分ようぶんつくり、それをからえだへ、えだからみきくだつておくつて、木全體きぜんたい發育はついくのための養分ようぶんにし、そののこりはたくはへておきます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
季節きせつあつくなればあめがあつて三ないうちには雜草ざつさうおどろくべき迅速じんそく發育はついくげる。それがいちじるしく作物さくもつ勢力せいりよく阻害そがいする。それだけ收穫しうくわく減少げんせうきたさねばならぬはずである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
この風波にさらされて発育はついくして来た末実りが、将来幸福に生きて行けるであろうか、今日までは無事ぶじらしく過ぎて来たが、親の方もかなり疲れて七つさがりになって来ているので
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)