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のしかか
ふりがな文庫
“のしかか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
伸掛
44.4%
伸懸
22.2%
乗懸
11.1%
乗掛
11.1%
覆掛
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伸掛
(逆引き)
で、
行燈
(
あんどう
)
に
伸掛
(
のしかか
)
るかと、ぬつくりと
起
(
た
)
つたが、障子を閉める、と
沙汰
(
さた
)
が無い。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
のしかか(伸掛)の例文をもっと
(4作品)
見る
伸懸
(逆引き)
時に、本堂へむくりと立った、大きな頭の
真黒
(
まっくろ
)
なのが、海坊主のように映って、上から三宝へ
伸懸
(
のしかか
)
ると、手が
燈明
(
とうみょう
)
に映って、新しい蝋燭を取ろうとする。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
のしかか(伸懸)の例文をもっと
(2作品)
見る
乗懸
(逆引き)
一緊
(
ひとしめ
)
胸を
緊
(
し
)
めたほど、顔の上へ暗さが
乗懸
(
のしかか
)
ったので心着くと、やがて、すうすう
汐
(
しお
)
が
退
(
ひ
)
く
塩梅
(
あんばい
)
に、
灯
(
あかり
)
が小さく遠くなり、
遥
(
はるか
)
に見え、何だか自分が寝た診察台の、枕の下へ
滅入込
(
めいりこ
)
んで
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
のしかか(乗懸)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
乗掛
(逆引き)
「
怪
(
け
)
しからんことを言うよ、それでは私が今日お前の所から何か持ってでも帰ったと言うのだね、聞き捨てになりませんぞ」と声を高めて
乗掛
(
のしかか
)
る。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
のしかか(乗掛)の例文をもっと
(1作品)
見る
覆掛
(逆引き)
婦
(
おんな
)
も、ちっと張合のないように、さし
覗
(
のぞ
)
き、両の
腕
(
かいな
)
を白々と膝に頬杖した。高島田の空に、夕立雲の
蔽
(
おお
)
えるがごとく、銅像の
覆掛
(
のしかか
)
った事は云うまでもない。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
のしかか(覆掛)の例文をもっと
(1作品)
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