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なんそばう
ふりがな文庫
“なんそばう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
南祖坊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南祖坊
(逆引き)
高信
(
たかのぶ
)
さんは、
南祖坊
(
なんそばう
)
の
壇
(
だん
)
の
端
(
はし
)
に一
息
(
いき
)
して
向
(
むか
)
うむきに
煙草
(
たばこ
)
を
吸
(
す
)
つた。
私
(
わたし
)
は、
龍神
(
りうじん
)
に
謝
(
しや
)
しつゝも、
大白樺
(
おほしらかば
)
の
幹
(
みき
)
に
縋
(
すが
)
つて、
東
(
ひがし
)
が
恋
(
こひ
)
しい、
東
(
ひがし
)
に
湖
(
みづうみ
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
いた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それから
跣足
(
はだし
)
になつて、
抱
(
かゝ
)
へられるやうにして
下
(
くだ
)
つて、また、
老樹
(
らうじゆ
)
の
根
(
ね
)
、
大巌
(
おほいは
)
の
挟間
(
さま
)
を
左
(
ひだり
)
に五
段
(
だん
)
、
白樺
(
しらかば
)
の
巨木
(
きよぼく
)
の
下
(
した
)
に
南祖坊
(
なんそばう
)
の
堂
(
だう
)
があつた。
右
(
みぎ
)
に三
段
(
だん
)
、
白樺
(
しらかば
)
の
巨木
(
きよぼく
)
の
下
(
した
)
に、一
龍神
(
りうじん
)
の
祠
(
ほこら
)
があつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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