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なかまいり
ふりがな文庫
“なかまいり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
仲間入
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仲間入
(逆引き)
「ほんに
仲間入
(
なかまいり
)
したらよかつぺ」
内
(
うち
)
の
女房
(
にようばう
)
もいつた。
若
(
わか
)
い
女房等
(
にようばうら
)
は
仲間
(
なかま
)
には
成
(
な
)
らなかつた。さうして
唯
(
たゞ
)
笑
(
わら
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
唄
(
うた
)
ひ
騷
(
さわ
)
ぐ
聲
(
こゑ
)
に
凡
(
すべ
)
てが
心
(
こゝろ
)
を
奪
(
と
)
られて
居
(
ゐ
)
ると
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
次
(
つい
)
で英露仏等の諸国も来りて新条約の
仲間入
(
なかまいり
)
したれども、その目的は他に非ず、日本との
交際
(
こうさい
)
は
恰
(
あたか
)
も当時の
流行
(
りゅうこう
)
にして、ただその流行に
連
(
つ
)
れて条約を結びたるのみ。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
だから、ある方面に知名な人の顔は大分覚えてゐた。其
中
(
なか
)
には伯爵とか子爵とかいふ貴公子も
交
(
まじ
)
つてゐた。彼は
斯
(
こ
)
んな
人
(
ひと
)
の
仲間入
(
なかまいり
)
をして、其
仲間
(
なかま
)
なりの
交際
(
つきあひ
)
に、損も
得
(
とく
)
も感じなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「こつちの
方
(
はう
)
酷
(
ひど
)
く
威勢
(
えせい
)
えゝから
俺
(
お
)
らも
仲間入
(
なかまいり
)
させてもらえてもんだ」
寶引
(
はうびき
)
の
婆
(
ばあ
)
さん
等
(
ら
)
はいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
なかまいり(仲間入)の例文をもっと
(3作品)
見る
“なかまいり”の意味
《名詞》
仲間やグループ、組織に新たに加わること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
なかまい