“ないがしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナイガシロ
語句割合
95.8%
輕蔑4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一、ほかの氏々が、大伴家よりも、ぐんと歴史の新しい——人の世になつて初まつた家々の氏人までが、御一族をないがしろに致すことになりませう。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
わしはいつも東夏に言って聞かせているのだが、職業や勉強をないがしろにして何が国家だ。何が社会だ。独立が聞いて呆れる。
召抱へ候と云ば越前守殿否々いや/\かれ輕蔑ないがしろになすには有間じ是は正しき舊來きうらい家付の家來に付其もと我意がい異見いけんに及び兎角とかく邪魔じやまに成故ならん然樣さやう空言そらごと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さまたげる故ならんと有しに主税之助其儀は平助以來の家來共種々しゆ/″\不調法ぶてうはふも之あり又私し儀を輕蔑ないがしろに仕つる事法外にて誠に輕き者は致方之なく候間よんどころなく永のいとま申付候存寄ぞんじより新規しんきに家來を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)