“どうせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同船50.0%
洞川25.0%
道宣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不思議ふしぎなるえにしにつながれて、三人みたり日本につぽんかへらんと、弦月丸げんげつまる同船どうせんしたこと出帆しゆつぱんまへ亞尼アンニーといへる御幣擔ごへいかつぎの伊太利イタリー老女らうぢよが、ふね出帆しゆつぱんこくあたるとて、せつその出發しゆつぱつめたこと
さきに洞川どうせんの石、修善寺の墓について申せしと同様に、石地蔵の目方の軽重によって、病気、災難等の可否、有無を前知する迷信である。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
また、大和国大峰山の麓に洞川どうせん弥勒堂みろくどうがある。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
天竺てんじくの佛教比丘びくも、器物うつわもの髑髏どくろの如し、飯は虫の如し、衣はくちなわの皮の如しと説き、唐土の道宣どうせん律師も、うつわはこれ人の骨也、飯はこれ人の肉也と説いておられるのであるが
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)